アメジストの偽物に価値はない!偽造品と天然物の判別方法

アメジスト 偽物

世の中には、本物を見極めることが得意な人がいますよね。

アメジストは、真意を見抜ける力がある一方で、アメジスト自体が模造品ということも多々あります。

それだけ人気があるパワーストーンであるとも言えますが、偽物だけは掴まされたくないものです。

ここでは、アメジストの偽物と本物の見極め方などについて紹介したいと思います。

本物のアメジストの特徴

まずはじめに、アメジストの基礎的な情報を紹介すると、アメジストは紫水晶(むらさきすいしょう)と呼ばれています。

クォーツ(石英)の一種であり、石英が微量に含まれた鉄イオンが紫色に発色することで、綺麗な色合いを表現しています。

ただ、いつまでも紫色であるわけではなく、加熱すると変色作用が働き、紫色から黄色へ変化する特徴があります。

黄色へ変化した水晶のことを、宝石名ではシトリンと呼んでいます。

短期的に加熱すると変色するわけではなく、長時間紫外線に暴露し続けると色あせてしまる特徴があり、一度色の抜けたアメジストはもう綺麗な紫色に戻ることはありません。

そのため、適切な管理が必要なパワーストーンとなっています。

アメジストのベースとなる石英は硬度が低く、何気なく付けていると擦れなどで傷が付きやすいので、取扱には若干の注意が必要となります。

偽物のアメジストの特徴

アメジストを模した偽物と一概にっても、実は多種多様なものが存在しています。

中には非常にクオリティが高く、本物と見極めがつかないものすらあります。

次項では、代表的なアメジストの偽物の種類と特徴について解説します。

ガラス製

ガラスは透明でとても綺麗なものですが、この特性が水晶と似ているために、アメジストを模したものによく使用されています。

成分的に見ても、どちらも二酸化ケイ素で構成されていますが、大きな違いとして結晶しているかどうかです。

ガラスの場合、熱を持つとすぐに冷めにくいという特徴がありますが、アメジストの場合はすぐに冷めるのでその点が大きく違います。

硬さについても、アメジストの方がモース硬度では7、ガラスはそれより低いので傷が付きやすくなります。

重量はアメジストの方が重く、ガラスは軽い印象があります。

見た目ではほとんど分かりませんが、アメジスト越しで細い線を見るとある一定の角度で二重に見える現象が起こるのに対し、ガラスの場合はそのような症状は起きません。

人工溶錬水晶

ガラスよりもクオリティが高いのが人工溶錬水晶というものです。

一度ガラス粉末を溶かして固めたものを指しますが、本物のアメジストと比較して屈折率が大きく異なります。

ガラス同様に、ものを透かしてみると二重に見えるのが天然のアメジストで、見えない場合は人工溶錬水晶である可能性が高いです。

熱伝導率についても、ガラスと同じく熱を持つと冷めにくいという違いがありますし、重量もアメジストより軽いという特徴があります。

合成水晶

人工溶錬水晶がガラスなのであれば、合成水晶は人工的に結晶させたアメジストを指します。

魚などで言えば、天然モノに対しての養殖物という位置付けで、天然ではないもののアメジストであることに変わりありません。

ガラスのように複屈折がないわけでなく、ものを二重に映し出すことができます。

綺麗に作ることを意識して、最大6ヶ月程度かけてじっくりと作り出されるのが合成水晶ですので、内包物がないというのが特徴です。

天然ものでは、まず内包物がないという事はありえず、綺麗すぎる場合は合成水晶という可能性が高まります。

他にも アメジストは単独の結晶に見えますが、実は複数の結晶が重なり合ってひとつの結晶が形成されます。

この事を双晶面と呼んでいますが、合成水晶には双晶面はありません。

ガラスビーズ

ガラスビーズは、最も手軽にパワーストーンとして入手することができるものです。

カラーリングも不自然なほど綺麗なものが多く、明らかに人工物であることがわかります。

安価なので、多く取り付けてブレスレットを作成しても、安く構成することが可能です。

ズバリ!ここが違う!アメジストの判別方法

本物のアメジストを手に入れるためには、如何に特徴を見抜いて判別することができるかが重要です。

ここからは、代表的なアメジストドームとパワーストーンにおける、アメジストを容易に判別できる方法について伝授します。

アメジストドームの判別

アメジストドームは、母岩の中にアメジストが形成されていて、どこか神秘的な雰囲気があって人気が高いものです。

このアメジストドームを見極めるポイントとしては、アメジストの根本が瑪瑙ではなく裏面を天然の状態に似せた灰緑色のセメントで固めている場合は、偽物の可能性が高まります。

天然のものは如何にも岩であったり、緑のセラドナイトが付着していて粉っぽいような苔が付着しています。

一方で、セメントで固めていると、色合いが不自然に均一でペンキ独特の光沢が発生します。

注意したいのは、何の補強もなくアメジストドームを形成するのは非常に難しい点です。

本物であっても壊れるリスクがあり補強しているケースもあるので、補強しているからと言って全てを偽物と言い切ることはできません。

パワーストーンの判別

パワーストーンの見極め方としては、以下のポイントを中心にチェックしてください。

  • 熱伝導率が低いと偽物の可能性が高い
  • 不自然に内包物もなく綺麗である場合は偽物の可能性が高い
  • 複屈折が発生しないものは偽物
  • 硬度が低く、傷つきやすいのは偽物

第三者機関での鑑別書が本物の証

合成水晶のように、アメジストそのものと特性などは全く同じという場合、まず素人で見極めるのは難しい場合が多いです。

それでも、どうしても本物か偽物かを見極めたいと思っている場合、プロの判断を仰ぐ方がおすすめです。

第三者機関で、アメジストの判別を行うことができ、本物の場合は鑑別書を入手できます。

日本でアメジストの鑑別を行っている、主な第三者機関としては以下があります。

【中央宝石研究所】
CGL(Central Gem Laboratory)と呼ばれている、日本を代表する宝石鑑別機関。日本国内のジュエリー用ダイヤモンドの大部分を鑑定鑑別している。最新の技術を習得するための教育プログラムなども充実しており、レベルの高さが魅力的。その一方で鑑別料が高いのが難点。
【全国宝石学協会】
AGLと約されている判別機関。宝石鑑定団体協議会には加盟しておらず、かつては組織的にかさ上げ鑑定を行っていたという疑惑も持たれたが、検証の結果かさ上げの事実はなく信頼できる機関である。
【日本彩珠宝石研究所】
天然石検定協議会の会長を務める飯田孝一氏が設立した研究所。鑑別可能なパワーストーンの種類が豊富で、かつ基準は厳しいレベルに置いている。信頼性が高く、中央宝石研究所と並んで最高基準の鑑別機関と評されている。

偽物に価値はない!怪しいサイトでは購入しない事!

アメジストは、様々な方法で入手することができます。

特に、インターネットでは自宅に居ながら簡単かつ安価に購入することができます。

ただ、実際に手にとって購入することができず、偽物を販売しているケースも多くあります。

少なくとも、怪しいと思われるサイトで購入しないようにすることが重要です。

過大広告に見えるサイトも要注意です!

この記事のまとめ

アメジストの効果を得ようと思っているのに、それが偽物ですと何ら意味がありません!

中には合成水晶のような本物と遜色ないレベルのものもありますが、確実に本物を手に入れる場合は第三者機関の鑑別結果が付いたものを購入することをおすすめします。

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